2008年11月25日

35日前ルール!?




12月末に決算を迎えるヘッジファンドの35日前ルール。45日前ルールや90日前ルールに伴う換金売りという言葉は聞いた事があるという方も多いと思いますが、ここ数日、マーケットの話題のひとつとして挙がっているのが、この「35日前ルール」です。その期限が、明日11月26日であるということ。

先日は90日前、次に45日前、そして35日前と期間が近づけば新たなルールを持ち出して不安心理を煽る報道が続いています。

この決算に絡む売買は、米国系のヘッジファンドが主体になるだろうと考えます。そのヘッジファンドのポジション、何も買い持ちの売りだけではなく、売り持ちの買戻しの可能性もあります。

つまり、今回の35日前ルールにともなうキャッシュアウトは、「買い」の可能性があるということ。

これは、米国系ヘッジファンドのポジションが先物をショートへ、現物株もショートに傾いているとの観測からも、今回のキャッシュアウトは買い戻しが主体となり、これをきっかけに値固めを完了させる動きとなる可能性も十分に考えられます。

その動きの兆候としては、日経先物において売り方No.1であるJPモルガンが25日の日中取引の手口において、大幅に買い越してきたこと。大量のショートポジションに対する買戻しを明日も継続するなら、上記のシナリオの確率も高まります。

NYダウ、仮に今晩上昇すれば、今年8月以来の3連騰。今まで、3連騰しないだろうとの弱気筋がショートを振って下げてきただけに、下げ渋れば、大引けの間の時間帯にショートカバーを巻き込んだ動きとなる可能性もあるでしょう。明日は、年末に向けて需給面での好転へのポイントとなる可能性がある重要日、週内でみた相場の転換点となる可能性もあると考えます。
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